2016年12月2日金曜日

ゴルフⅣ GTI君 廃車に抵抗するの巻

ゴルフ君
ええっと、特に文句じゃないんですが、毎日、少しでもいいので乗ってもらえませんかね。
じっとしていると体に悪いんですよ。


仕方ねーダロ。仕事辞めちゃったし、定年だし、もともとインドア派だし。
それによく似た言葉をチェロ君からも聞いたぞお。

ゴルフ君
なにか切れてません?
それに「あのゴルフ、あまり乗らないし、バッテリあがっちゃうから、もう車検通さず廃車にするか」とかいうの聞こえましたよ。

2016年12月1日木曜日

ゴルフⅣ GTI 正規ディーラー「ファーレン」で車検や整備をしない理由


今回は「ファーレン」(正確には 旧ファーレン、今は「ジャパン・フォルクスワーゲン」ですね)に対する苦言になってしまいました。
以前から、感じていたことだが、こういうブログでの記述はこちら側の一方的な言い分になりかねないので、書くのをためらっていた。一応、事実にそって書きますが、こういう見方もあるかということで、ご覧下さい。

私は、30年近くゴルフに乗り、ファーレンで整備・車検をしてきましたが、最近ファーレンでは車検も整備もしなくなりました。

4年ほど前の車検の時ですが、ファーレンさん、オイル量は確認してくださいね。レベルゲージのFより5㎝も上まで入れた車を客に渡すのは止めましょうね。入れすぎたのはわかったでしょう。だったら抜かないとね。

ただ、ファーレンに車をまかせなくなったのは、こういう技術的なことではありません。オイルの入れすぎは問題ですが、これに関しては「たまにはそういうこともあるか」という感じで終わりました。今まで、他はきちんと対処してもらっています。整備に関しては信頼感を持っていました。

また金額的なことでもありません。
確かに、エンジンオイル交換だけでも、一万円は何とか超えませんが、オイルフィルターまで交換すると1.5万円はいってしまいます。昔から部品代や修理・整備費用は国産車の1.5倍以上は高いのですが、特にそれをどうのこうのとは思いませんでした。
車検費用も高いです。ただ車検の際、前もってさっさと部品交換をしようとする様子があり、そのおかげか故障はほとんどなかったのも事実なので納得していました。
ただ、以前書いた「ヨーレートセンサー」一個で13万円というのは、もう少しファーレンも考えないと、客は逃げますよ。しかも、最近は警告灯がついていると車検が通らないとなっている。この場合車検1回40万円ぐらいになると思うが、こんなものだれもやらないよなあ。


最近、客扱いという点でどうかと思うこと(営業サイドの態度)が続き、もう嫌だなという思いが強くなったというのが理由です。

なにが嫌なのかということを少し書いてみます。



ゴルフⅣ エンジンオイル交換時期は? 喧喧囂囂とした世界  



エンジンオイルについての、とりとめのない話です。

エンジンオイルは、関心のない人にとっては、「車検毎にかえるもの」以上のものではないと思いますし、そういう人も多いでしょう。 

私も、若い時は短めの距離でディラーで交換してもらったこともありましたが、ゴルフ4になってからは、若い時ほど走らなくなったこともあり、車検毎に交換するだけになりました。約2万キロ、2年ごとの交換です。それで17年目になりますが、エンジン関係はなんともありません。あいかわらず、黙々と回り、特にオイルを消費することもありません。


ただ最近、エンジンオイルを自分で交換したことをきっかけに、交換時期や銘柄・品質について調べてみたのだが、ここは様々な意見・感想が入り混じる混沌たる世界でした。

車種も乗り方も、そして道路状況や使用状況も違い、おまけに使用しているオイルのメーカーも銘柄、規格、粘度までもが違う人々が、それぞれ自分の経験から意見を言う。
議論がかみ合うはずもなく、「みんなが一致する正解」も出ないだろうと感じた。

車の整備に携わっているという人の意見も拝見したが、そういう専門家でも、いろいろな車のオイルの状態はわかっても、個々の車の使用状況は、わからないはずである。


厳密に言うなら、各車種毎に、各社のオイルを走行距離や走行状況を変えて実験し、細かい測定やエンジン内の状態を観察しないと結論は出ない。実際上は、そんなことは不可能である。


2016年11月30日水曜日

環境問題とエンジンオイル ロングライフのオイルについて

事情があって楽器になかなかさわれないので、自動車ネタばかりが続きます。来年には再開したいのですが・・。

今のゴルフは、ロングライフのエンジンオイルが使用されていて、2年毎または30,000㎞交換でいいらしい。ヨーロッパでは環境保護や資源保護の観点から、こういうものを開発し使用していると言う。

2016年11月25日金曜日

ホロコーストに対する疑問  ホロコーストを否定する人たち

暗い話ではあるので、そういう話が嫌いな人は、読まないで下さい。

シンドラーのリストという映画を見て、あらためてホロコーストについてネットで検索していたら、何とホロコーストは嘘であるという説があるんですね。

以前、マルコポーロという雑誌に、ホロコーストはなかったという趣旨での記事をのせたところ、抗議が殺到し、編集長が辞めさせられたという事件があった。
当時は、馬鹿なことを書く人がいるもんだと思っていた。「夜と霧」を読んだのは中学生の時だったが、世の中には酷いことがあるものだと、ホロコーストについて疑ったことなど全くなかった。

2016年11月4日金曜日

ドイツ人の気質とVW社排ガス問題

ドイツの車に乗ってはいるが、ドイツ人自体には別に好悪はなく、どっちかというと、積極的にはつきあいたくない人たちであった。
一般的には厳格、真面目というイメージがあるが、歴史を少し知ると、「外面的には傲慢、内面的には案外こすっからい」という本質はわかっていたつもりではある。

一般的にドイツ人については、次のようなことが言われている。
①規律に厳格、規則を守るというより規則が好き。
 歩行者が信号を守らずに自動車にはねられた場合、日本では車側の過失が0になることはない。どんなに突発的で避けようが無くても、前方不注意とかいわれる。
ドイツでは、「それは規則に違反した歩行者が悪い」で終わりになる(らしい)。なかには、頼みもしないのに「おれが証言してやる」と言う人が結構わらわらとでてくるらしい。

2016年11月1日火曜日

ゴルフには、なぜハイオクを入れるのか

「輸入車にはなぜハイオクなのか」の答は、ネットでは既に書かれていたようですので、今更感を持たれる人も多いと思いますが、感想を書いておきます。


ゴルフ2の時から、ガソリンはハイオクを使用してきた。

当時のガソリンは店員さんが入れるのが当たり前だったので
いつも「ハイオク 満タンで」と言っていた。

一度だけ「軽油ですよね」と聞き返され、びっくりしたことがあった。また「ハイオク 満タンで」と言うのを聞いて「フーン ガソリンなのか?」みたいな顔をされた時は何回もあった。

確かに当時、ゴルフというとディーゼル車というイメージはあったように思う。またガソリン車であってもエンジン音がガラガラと大きかったので、そう思ったのかも知れない。

何回か、試しにレギュラーをいれたこともある。特に異常は感じなかったが、加速時に「チリチリチリチリ」という音がするのが嫌で、止めた。

2016年10月25日火曜日

ピレリ powergy て何だ?

オートバック ピレリ パワージー
まだ、ピレリ7は交換時期ではないのだが、なにげに新聞のチラシを見ていたら、オートバックスから、ピレリ powergyというタイヤがでているではないか。
 205タイヤ4本工賃込みで44,120 円(税込)というのは、P7より安い。
それでイエローハットを調べたら、随分、P7も値段が上がっていてタイヤ価格だけで52000円してるんですけど。

今度は、オートバックスかなと思ったが、パワージー?聞いたことないぞ。

ピレリにはP6000powergy というのがあったらしい。しかし、パターンは似ても似つかぬ物である。
他のピレリのタイヤにも似ているものはない。調べた範囲では、同じパターンの物は見つけられなかった。あえて言うならCinturato P1とP-ZERO NEROがなんとなく混ざったような感じだろうか。



P-ZERO NERO
Cinturato P1

2016年10月22日土曜日

ゴルフが吼える時

親戚の通夜に行ってきた。

あまり最近、動かしていないのでゴルフを使用。
セルの動きが弱々しいのが痛々しい。
バッテリーが弱っていたのだろう。
そういえば、三週間近く動かしていない。

お経が終わり、しばらくの間残り、帰ることとした。


2016年10月14日金曜日

ゴルフ君 へそを曲げるの巻 ボンネットダンパー交換

新しいワゴンRにかまけていたからか、ゴルフ君の調子が良くありません。

まず見つけたのは、これ

油ではなく、水ですね。ひさしぶりに動かして、戻って10分ほどでお漏らしです。

出かける前に、エンジンルームを開けたら、ウォッシャー液が減っていたので補充しています。その時、「三週間ほど前に入れたんだけどなあ」ほとんど動かしていないので不思議な気がしたのです。よく見ると、地面に青っぽいところがあり、乾いた跡がありますね。

ボンネットをあけると案の定ウォッシャー液のタンク下部が濡れています。

我が家に軽自動車がやってきた。②

ワゴンRは気軽に乗れるので、このところゴルフ君は車庫で待機である。少しのってやらないと調子を悪くしそうだが。

と思っていたら、いきなりワゴンR君にリコールのお知らせがやってきた。

しかし、これは本来今年、3月に出ているものである。購入したところからではなく、スズキから直接来ている。車が再登録されたので来たのだろうか。


何かあればついでに見てもらうけど、このためだけに持っていくのもじゃまくさいなあ。

2016年9月27日火曜日

ゴルフ4 GTI 私がマニュアル車に乗る理由 

左が通常(ゴルフのRは押し込んで1の更に左ですね)
 右がヒューランドパターン
私は、マニュアル車にずっと乗ってきた。

昔、日産のオースターのハッチバック(知ってます?)に乗っていた時は1速が左下にあるヒューランドパターンが使われていた。
1速は発進ぐらいしか使わないので左下におくという考え方らしい。案外、使いやすくてよかったが、剛性感が弱くクニャクニャした感じがあり、ゴルフ2にのって、コクリ、コクリと小気味よく入るシフトに感動したものだった。

なお、ゴルフ4でGTIなんて車になったのは、これしかMTの設定がなかったためである。

2016年9月17日土曜日

映画「シンドラーのリスト」とホロコースト

映画の「シンドラーのリスト」は、ホロコーストというテーマが重く、また賞ねらいで作ったんじゃないかなどという勘ぐりもあり、今まで敬遠していたが、音楽を聴いたことがきっかけとなって、DVDを借りて鑑賞してみた。

感想は、言葉に表せない感動というものがあるということを知らされる映画でした。スピルバーグは真摯につくっていますね。そういえば彼はユダヤ系でしたね。また彼の映画監督としての力量もわかる映画です。エンディングまでも最後まで見ていたDVDは、これが初めてでした。

ただ、映画の話と離れますが、当時のユダヤ人への迫害・虐殺の責任をナチスだけに追わせようとする戦後の風潮は、私はあまり好きではない。個人の善意からユダヤ人を助けようとした人がいたのは賞賛すべきです。 しかし当時の周辺国の政府、イギリス、フランス、アメリカ等もユダヤ人に対しては冷淡であり、逃れてこようとしたユダヤ系移民を制限し、追い返すようなこ ともやっていたことも事実である。ソ連や東ヨーロッパの国などは、ユダヤ人迫害の風潮に乗っかって、ドイツ人でさえ驚くような虐殺をやっているではない か。
当のドイツ人でさえ、あれはナチスがやったことと限定し、今のドイツとは関係ないような態度をとりたがっている。

当 時、ユダヤ人への計画的虐殺がおこなわれているという情報は、イギリスもアメリカも知っていたと言われる。アウシュビッツへの鉄道網を爆撃するだけで、そ の計画を妨害することはできたはずだが、最後までそのような行動は起こさなかった。理由は欧米人の根底にユダヤ人に対する嫌悪感があったためだが、そのた め次の「 」のようなユダヤ人の動きもでてくる。「 」は他プログからの引用

当時のアメリカの政財界には、深く影響を与える地位にユダヤ系はいた。ところが
「ホ ロコーストが行われていた間中、F.ルーズベルトに最も近い顧問の立場にいたユダヤ人は、大統領を説いて欧州のユダヤ人を救出したり、虐殺を止めさせるな んらの努力もしなかった。それどころかその一人は、救出部隊をつくることに反対し、戦争犯罪を糾弾する声明書からもユダヤ人に関する部分を薄めて、ユダヤ 人に過剰な注目が集まることを避けたのである。欧州のユダヤ人を米国政府が助けようとすることで米国内で反ユダヤ主義が興ることを恐れたからである。」


ホロコーストに関しては、もちろんナチスが主たる責任者として責められるべきだが、その他の欧米政府も、それほど白い手をしていたわけではない。またあえて書くとユダヤ系自体、民族としての統一的な意志があったとは言えないのである。

今、イギリスやフランス、特にドイツの移民制限が緩やかなのは、最初は旧植民地とのつながりを切りたくないという政策上の理由があったからだが、この時(1930年代から43年頃まで)の後ろめたさもあるからではないかと感じている。
 


2016年8月21日日曜日

ゴルフ4 GTI 故障歴

もうこの車に乗っている人も少なくなった。
15年目、11万㎞走行の車である。

2002年式のマニュアル車、色はGTI専用のブルーアンスラサイトである。毎日、通勤の足として使っていたが、定年後は、車庫で待機することが多くなった。
ゴルフ2のようにカーブを曲がるだけで楽しい車ではないし、2に比べ車体は大きくなっている割に室内はかえって狭くなっている。言われるほど故障はしないが、おもしろくもない車である。燃費も悪い。
ここらへんがゴルフ2のような愛好家がいない理由でもある。

今までの故障は
①購入後、二年目で助手席側の窓が落ちる
  →スキー場の帰りだったので、家族全員しっかり着込んで耐えて帰宅。すべての窓を対応部品に無料で交換してくれた。

②ホーンが片方しか鳴らない
  →片方だけだと「ペッ」という間の抜けた音である。ところが1年ほど放置していたら、また鳴るようになった。今も鳴るが、どうも冬、気温が下がり、雪が降ると鳴りにくいようである。

③アイドリングが不安定
  →車検の時になんとかいうホースを交換

④セルモーターの戻りが悪く、異音が発生する
  →3年以上放置。気温が低い冬に発生し、4月~10月は音がしない。交換のつもりはあるのだが、今もそのまま。

⑤ESP警告灯点灯
  →ヨーレートセンサー故障ということで、ヤフオクで中古品を4000円で落札、自分で交換、直りました。
ファーレンでは部品代130,000円ぐらい(13,000円ではない!!!!!!)、工賃込みで150,000円コースとか言われた。「だれが直すか(怒)」というところだが、最近は警告灯がついていると車検は通らないらしいです。

⑥左リアドアがあかない
  →ロックがかかったままであかない。もう子どもも家にいないし、後に人を乗せることもないのでそのまま放置・・・。

⑦水温が上がらない。
  →センサーの故障、特に走行に支障はなかったが、冬に高速を走ると薄ら寒いので、車検時に交換。ヒーターがやたらに効くようになった。これは修理した方がいいです。支障がないとはいえ、やはり冬、寒いです。

⑧何やらスポンジのようなものが飛んでくる。
 →ゴルフ2で経験しているので、今のところ放置
 


思い返してみても、この程度の故障で、全く動かなくなるようなことはなかった。モデルチェンジ直前の車を買う利点ではある。またファーレンで車検を通すと、よく部品交換をするので、それも故障しなかった要因だろう。そのかわり車検代はかさんでいる。

あと故障ではないが、
⑨購入した年の冬、駐車場でバックしたら、積雪にひっかかってアンダーカバーが取れた。
  →そのままで放置、取れた物は倉庫にある。ドイツでは雪は積もらないのか?エンジン部が汚れるという話もあるが、あまり何も感じないなあ。

⑩左前のフェンダー部分をこすり、へこみと擦り傷が
→自分で修理を試みた結果、ややつや消し気味の塗装だが目立たなくなる。塗装・板金は大変です。お金がかかる理由がわかった。

あと自分で手を入れたのは、
⑪購入直後、sony製の十連装のCDチェンジャーを自分で取り付け
  →配線は後ろまで来ているが、差し込みの形が違うので、切断してハンダ付けして取り付けた。今だったらそこまでやらないなあ。今でもちゃんと作動していますよ。

⑫ETCとナビの取り付け
  →ネットで注文して取り付けは自分でやる。ETCの電源は運転席右側のヒューズボックスから。

⑬その他、ワイパー交換、 バッテリー交換、タイヤ交換
   →バッテリーは重たいね。通販で購入し、現在3個目なので六年で一個のペース。年と共に重たく感じる。タイヤは3本目です。

⑭ヘッドライト(ロー)をHIDに
  →ゴルフ2の時には、リレーをかまして本当のハイワッテージバルブで爆走していた。当時は、通勤に往復60㎞以上、田舎の山道を走っていたので、街灯のない夜の走行時に大変助かった。夜道におばあさんが歩いていると、ひやっとしますね。
ゴルフ4を購入した時には、疑似ハイワッテージというものしかなく、100W相当というものに換えてみたが、まあ少しは違うかなという感じで満足してなかった。その後、ゴルフ4にもHID交換バルブが出てきて、値段も安かったので交換。たぶん中国製なのでどうかと思ったが、故障もなく耐久性も4年目になりますが、今でもとても明るいです。

さて、次に乗りたい車もないし、お金もないので、たぶん当分このままでしょうね。しかし、錆びもないが足回りはへたってきたなあ。
ちょっと洗車でもしてやろうかね。









2016年4月30日土曜日

オリンピックを「楽しみたいです」と言う選手たち

オリンピックに出場する日本人選手が「楽しんできたいです」と言うようになったのは、いつ頃からだったろう。たぶんもう20年はたつのではないだろうか。

それまでは、「頑張ってきます」「全力を出し切ります」「金メダルを目ざします」とかいうのが普通だったので、「楽しんできます」という言い方は新鮮に聞こえたが、若干の違和感があったのも事実である。今でも、違和感は感じる人はいるようで、「オリンピック代表は、国民の税金を使いその代表として出場するのだから、おまえらの楽しみのために行ってもらうわけではない」云々はよく聞く意見でもある。

2016年4月27日水曜日

マーラー五番 練習2

定演まで二ヶ月を切りました。

例のマーラーは、ようやく曲の構成が頭にはいってきました。

今のところ、0.7倍速だとなんとか6~7割弾けるかなあ。
ゆっくりめでやってもらっているのだが、本来のテンポになると、達成率4割ぐらいに落ちてしまう。

これで、本番で指揮者も熱が入ってしまうと、恐ろしいことになりそうである。


2016年4月24日日曜日

弦楽器製作者は、職人さん?芸術家?

今まで、「芸術家」と「職人」は全く違う種類の人と受け取っていたのだが、弦楽器の製作者に関しては、この両方の要素がないとダメなんじゃないかと思う。当のヴァイオリンやチェロを製作する人は、ご本人たちはどういう意識なんだろうか。以下、とりとめもない感じですが、書いてみます。

そもそも職人と芸術家はどう違うのであろう。あるブログにあったまとめを引用させてもらう。

2016年2月29日月曜日

ゴルフⅡの中古車から車文化について考えてみた。

先日、郊外の和菓子屋さんに行ったら、ゴルフⅡが駐車場に止まっていた。たぶん駐車場の一番端に目立たないように止めてあったので、和菓子屋さんのではないかと思う。

2016年2月23日火曜日

マルチェロ君との会話 チェロの弦を換えるの巻

  ※マルチェロ君は今のチェロの呼び名です。

マルチェロ君
 ええっとですね。特に待遇に不満はありませんがね。毎日とは言いませんが、もう少し弾いてくれるとありがたいんですがね。

2016年2月19日金曜日

興福寺 阿修羅像は何故子どもの顔をしているのか


阿修羅像は「憤怒の形相」で造られるのが通常である。

興福寺の阿修羅像のようなものは、他に見たことがない。
「なぜ、中学生のようなお顔なのか」という問いに対して、明確な答はどこにもないようである。

最初に書いておくと、私は、阿修羅像にかかわらず、仏像全体に特別な思い入れはない。小学生の頃に初めて阿修羅像を見たが、感想は
「うぇーー気持ち悪い。」
「手が何本も生えているぞお!!!」
「顔がたくさんある!!!」
「なんだこれは?」・・。

何か異様なものを見てしまったという、今で言うSFX映画を鑑賞した感覚である。今もこの感覚は少し残っている。

随筆家は、仏像に過剰な思い入れをもって接する時があり、あまりの思いの濃さに読んでいて辟易する場面も多い。
私は阿修羅像を含め、どのような仏像を見ても、あまり感情が動かない。宗教心がなく、仏像群を美術品として見るからかも知れない。

2016年2月14日日曜日

定演に向けて マーラー五番 ようやく練習に参加するの巻

今まで、どんな曲でも、個人練習をある程度やり、なんとか合わせられるようになってから、練習に参加するようにしていた。そうしないと他の人に失礼だと思っていたからである。
マーラー五番もそうしようと思って家で練習を始めたのだが、すぐに「この曲はだめだ」 とわかった。

なにがだめかというと、この曲は、そんなことを考えていると、たぶん永久に参加できないということである。

2016年2月9日火曜日

マーラー五番、指使いをつけてます

マーラー五番をなんとかしない
「指使い表」 私にはこんな曲では結構有効です
といけない。

ということで、年末から楽譜の解析にかかっているのだが、まず指使いさえ決まらない。
楽器で弾いていると、♯(最大五つ)や♭(最大六つ)が多すぎて、はたして何の音を弾いているのかわからなくなるのである。しかたないので、まず「指使い表」で考えて書き込み、後は実際弾いてみて修正するという、以前のやり方をしていくことにした。

オーケストラ チェロの楽器配置について

一般的に、チェロの位置は、②か④だと思う。③というのもあるそうだが、私は経験がない。オケにおける楽器の配置に関しては、詳細な時代考証があり、それに従って、なにやら「こうであらねばならぬ」という感じの意見を申し立てる人がいる。世の中の人には物事を深く考える人がいるなあと感心する。

2016年2月6日土曜日

食べ物屋さんの口コミは、信用できない?

ネットで、食べ○○とかぐる○○とか、口コミ投稿ができるものがある。
こういうものの信用度は、一応の参考程度とは思っているのですが、私の経験したことを書いておきます。 

職場の近くに飲み屋さんができました。交通の便も良く、外装もこぎれいで、一度使ってみようと思っていました。

2016年2月3日水曜日

チェロという楽器 弓毛と弦の交換時期

世のアマチェリストの方は、弓毛の交換はどれくらいでされているのだろう。 
楽器屋さんのネットでの記述から拾ってみた。

「毛が多く切れてしまい少なくなってしまった時、弦に対して引っ掛かりが無くなり滑るような感じがする時は、交換時と考えます。アマチュアの方ですと、一年に1回~2回が理想です。」

「アマチュアの方、最低年二回の毛替えをお勧めします。」

「音大生、オケメンバー、熱心なアマチュアバイオリニスト、もしくはナイロン絃をつかう方は3ヶ月毎に毛替えが必要です。」

なんと、どうも半年に一度は普通で、熱心に練習される方は三ヶ月に一度の交換が必要らしい。

2016年2月1日月曜日

武道最強論議 実戦ってなんだろう?


よく「この武道は実戦的ではない」とか、「実戦では使えない」とかいう言葉が使われる。
柔道、伝統空手、フルコン空手、ボクシング、総合格闘技、少林寺拳法、合気道までまきこんで、最強論議は、何十年たっても尽きないし、結論も出ないようである。

しかし「実戦」とはいったいどういう状況なのであろう。
例えば
 ①絡まれて胸ぐらをつかまれ脅される。もしくは殴られる。
 ②肩が触れた、触れないなどから、いきなり殴られる。
 ③数人に囲まれ、金銭を出すよう脅された。
 ④自動車などの運転をめぐって、トラブルになり、相手が降りてきた。
 ⑤決闘だという話になり、時間無制限、金的、噛みつき、目突き等何でもアリ。
等々でしょうか。

2016年1月30日土曜日

外国人観光客と刺青 温泉地のトラブルに思う

外国人観光客が増えるに従い、刺青のある外国人と温泉地でトラブルが増えているとのこと。難しい問題である。結論が出る訳ではないが、思うことを書いておく。
 
西洋人は気軽に刺青を入れると言われている。
 これは「身体」に対する感覚が日本人とは違うからである。

西洋人(キリスト教徒)にとって、人間は、神が土塊から体をつくり、それに魂を与えた存在と考えている。魂の救済こそが大切で,身体などは「土塊」、すなわち物体、せいぜいで「精巧な機械」という感じしか持っていない。そのため、体(=機械)のメンテナンス=トイレや化粧、お風呂等を同じ場所でやるのは当然という感覚になる。自動車が、エンジンオイルの交換や洗車などを同じ場所でやって違和感がないのと同じですね。
またそこから、もう動けなくなった自動車から、使える部分ははずして使うのは当たり前(=心臓移植等の臓器移植が盛んな理由ですね)という考えが出てきますし、自動車に「ワッペン」をぺたぺた張って(=刺青をあちこち入れて)も、特に抵抗感がないわけですね。

2016年1月23日土曜日

メンタルチェックの質問項目について

時々、自分の心の状態をチェックするために、インターネットにあるメンタルチェックをやってみることがある。まあ、結果は、大抵、「正常」か特に心が落ち込んでいる時には、「注意しましょう」とでるのだが、次のような質問項目が気になるときがある。

2016年1月22日金曜日

合気道 最強伝説と健康体操説の狭間で

合気道は、謎の多い武道である。いまだに最強伝説から、ただの踊り、健康体操説まである。評価の定まらない武道なのである。
私もこれまでに何度か合気道を始めたいと思った。学生時代には、いくつかの道場を見学したし、その後も、ネットで道場を検索したりホームページをのぞいて見たりしていたのだが、結局始めることはなかった。

2016年1月18日月曜日

ゴルフⅣ GTI セルの異音が消えるの件


何回か書いてきたセルモーターの異音ですが、毎年、雪の降る12月ぐらいから音がしていたのですが、今年は9月の終わり頃、少し気温が下がった頃から音がするようになってしまいました。いよいよだめかということで、覚悟を決めたのですが、そのうち音がするのが「3回の内2回」→「3回の内1回」となり、11月にはいると全く音がしなくなりました。真冬になっても快調そのものです!!!!

えらいぞゴルフ君、ホーンの件といい君は自己修復力があるのかあ。パチパチ

2016年1月11日月曜日

パピヨンという犬③ ノーリードについて

いつも散歩する河原 今年は雪がありません
昭和30~40年代の飼い犬は、都市部であってもかなり自由なものであった。
基本的には、つながれていたが、時には放されてそこらへんを自由にほっつき歩くこともあった。
家の犬も、2㎞ぐらい離れたところに彼女がいて、毎日、足繁く通い、どうも子供をつくったようである。そのかわり、小学生たちが飼い犬に噛まれたということも、しばしば耳にした。
まだ学校の校庭に野犬がうろうろしているような時代だったのである。

2016年1月9日土曜日

チューナーアプリは正確なのか?

便利な世の中になったもので、最近は私のような年齢の者でも、スマホにチューナーのアプリを入れて利用するようになっている。ここ2年ほどは、演奏会や練習の時は、KORGのチューナーを使うのだが、家で個人練習する時はスマホに入れたアプリチューナーを、使用することが多かった。気軽に使えるのが利点である。

使っていたのは「gStrings」というもので、スタイリッシュで細かい設定もできるので重宝していた。

しかし、そのうち、どうも専用チューナーとアプリチューナーを使った時で、「なにかが違う」という違和感を感じるようになったのである。

ひょっとしたら、アプリのチューナーは正確じゃないんじゃないかと疑問がわくようになったので、調べてみた。

まず、このチューナーから、442.0Hzの音を出す。
 その音を、KORG  DT-2という
かなり古いですが、専用機に聞かせると、さすがにきちんと真ん中で定位しますね。たぶん、この音は正確だろうと推定できます。
ではこの音を 「gStrings」に聞かせてみると、441.8Hzと判定していますね。針はきちんと定位しているので、このアプリは±0.2ぐらいは、許容範囲と考えているということでしょう。

また「gStrings」にも、音を出す機能があるので、基本442.0Hzに設定して、それぞれA D G C音を出し、それを KORG  DT-2に聞かせてみると、いずれもその音は、目盛り一つ分(2セント)ぐらい、低いですよという判定が出る。特にA音は目盛り二つ分(4セント)ほど低いという判定である。目盛り二つ違うと、かなり音程の違いを感じるので、どうも、精度はよくないようである。








それではということで、ネットで正確であるという定評がある「Da Tuner Lite」に聞かせると、これも音は合っているという判定ですが、441.9Hzと出ています。これくらいだったら十分、正確と言ってもいいかもしれません。
もう他にないかなということで、なにげに「Tuner Ptched」というものをダウンロードしてみました。なんと442Hzぴったりです。これにも、音を出す機能があるので、ADGC音をKORG  DT-2に聞かせると、いずれもど真ん中で定位する。
それならということで、KORG  DT-2とこのアプリを二つ並べ、実際にチェロの音あわせを四弦でしてみたら、ほとんど専門のチューナーと同じ動きをする。針の動きも、ややKORG  DT-2の方が敏感ではあるが、ほとんど同じである。これは拾い物かも知れません。






結論は、アプリのチューナーの問題点は、
①正確さに関して、精密でないものがあること。
②音程が合っているという判定に幅があること。
 (ただしこれはアプリ及び専用機共通の問題でもあります。)
の2点だと思います。

①に関しては、アプリをよく選べば、思ったよりは精密に音程を測定しているというのが実感です。ただ今回はA音を中心に調べましたが、音全域に渡って正しい判定をするかどうかには、疑問がのこります。

②に関しては、音あわせの際は、普通、針の動きしか見ませんが、基準音を中心に小数点以下は±ある程度の範囲にあれば、音は合っていると判定してしまいます。どこまで許容するかはアプリによって違うようです。
「gStrings」は、許容範囲を広くとる傾向があり、また測定自体もやや誤差があるので、精密さには欠けるようです。そのことが違和感を感じた原因でしょう。また「gStrings」は、低いC音は拾いにくい傾向があります。

このようなアプリは、正確なものを選び、またその癖をつかんで使えば、十分、実用に供するものだとわかりました。今回の事で見つけた「Tuner Ptched」なら、十分使えそうですただ音域全般の正確さには不安が残ります。また全体練習中、横でティンパニーや金管がガンガン音出ししている中では、マイク等が繋げないスマホでは音あわせは不可能でしょう。

結局のところ
一人で練習もしくは個人レッスンを受ける時などは、スマホで
演奏会や全体練習、発表会の時は、専用機でという、無難なというか普通の結論になってしまいました。

あと今回のことで考えさせられたことは、音程が合っていると判定する許容範囲をどこまで取るかという設定上の問題です。これはアブリや専用機に関係なく、チューナー自体のかかえる問題です。

私はいまだにKORG  DT-2という機種を使っています。一時、KORG CAというのを買ったのですが、二つを比べると、DT-2のほうが精度が高いと感じていましたが、これは精度の問題ではなくこの許容範囲の違いが、そう感じさせていたようです。
二つ並べて音を合わせると、DT-2は「目盛り二つ分ぐらい音が違うよ。まだまだダメダメ」と判定する音を、CAは針がきちんと定位し「大丈夫、きちんとあってるよ」と判定します。音が合っているという許容範囲が広すぎる感じで、こんなんでいいのかとさえ思います。「gStrings」は±0.2ぐらいは許容範囲ではないかと書きましたが、ということはこういう許容範囲の広いチューナーで音あわせをした場合には、上下0.4Hzの差が出てくるということで、1Hzの約半分の誤差というのは、演奏上無視できない差ではないかと私には思えます。
こういうチューナーは、まだ音の不安定な小学生の吹奏楽ぐらいなら、音あわせでイライラすることなく使えるのでちょうど良いかもしれませんが。

反面、 DT-2は、挙動が神経質で、なかなか定位せず、音の出し始めとその後でも針(厳密に言うと針ではありませんが)が動き続けます。
これは弾き方の問題でもありますが、あまり定位しない時には、針の振れが真ん中を中心に触れるような状態で、合ったと判定しています。これはこれで、使いにくいと思う人もいるかもしれません。

最近は、駒に直接付けるようなチューナーもあるようで、音が合うと画面全体が緑色になるそうです。目が悪くなった私には、とても魅力的に見えます。しかし、どの範囲で緑色になる設定でしょうか。私のように、音合わせに神経質な人間は、そんなことが気になるので、購入できずにいます。 

演奏前にA音をあわせますが、金管などは、それで他の音まで合っているとは構造上言えません。また正確に音程を合わせたとしても、弦も金管も演奏中に楽器が暖まったり、観客が入り気温が上がって、変化してしまうことは止めようがありません。演奏が終わった時点で、全員が音を出せば、おそらく全員微妙に音程は違っているでしょう。ですからそんなにこだわる必要もないことなのかも知れません。

そもそもこんなに音程が悪いのに、何故、私は音あわせだけ神経質なのでしようか?
きっと音程が悪いが故に、せめて開放弦はきっちり合わせたいのでしょうね。


※先ほど、テレビで日本の職人さんの紹介というような番組があり、音叉を作っている人が紹介されていました。
その人が手仕事で作った音叉を、テレビ局は例のスマホで判定して、「440.03Hz 確かにすばらしい仕事です。」と言っていました。
どのアプリか判別できなかったのですが、職人さんが心血を注ぎ、製作した音叉を、スマホで判定されてはかないませんね。スマホでコンマ二位まで、正確にはかれるとも思えません。
さすが民放という感じにとられてしまうのは、番組制作上まずいんじゃないでしょうかね。