2017年6月29日木曜日

ワゴンR 上抜きによるオイル交換について

年を取ると、先は短いくせに、暇だけはあるという状態になるので、今まであまりやらなかったことを始めることとなる。「小人閑居して不善を為す」という言葉もちらっと思い浮かびますが・・。

今まで、オイル交換を自分でやったことはなかった。車を上げ、下にもぐりこんで、さらに「うま」をかませないと危ない。そしてドレンボルトは閉めすぎるとだめで、トルクは・・・・とかいうのを読むと、とてもやっかいそうだったからである。しかし、今は上抜きできるポンプが安く売っている。これなら私にもできそうである。
ということで、購入してみた。

まずゴルフ君から
オイルレベルゲージの穴から、するするとホースを入れてみる。
途中、引っかかりがあるが、慎重に少しずつ入れると中まではいります。
ただ入ったと思って、オイルを抜き出したら1㍑ぐらいで終わってしまった。そこからもう少し入れないとだめです。ただし、そこを突破すると、オイルパンの底にカツンとあたる感触がなく、どこまでもずるずると入ってしまうので、適当なところで止めます。

それでも約4㍑抜けたので、上出来でしょう。

後は、ネットで買ったこれを入れて、終了。
4リットル缶全部入れると多いかなという感じはあったが、少し残してもどうしようもないので、全部入れてしまった。調べると確かに入れすぎだが、許容範囲でしょう。

次はワゴンR君
ワゴンRのオイル交換は、上抜きはできないというのが定評である。
このオイルチェンジャーのホースは6㎜だが、確かに、ホースを入れようとすると、直ぐにコツンとあたり入らない。
オイルレベルゲージの形状を見ると、真っ平らで薄っぺらである。上抜きを試みた人は、「オイルゲージを、90度回していれると全く入らない。たぶん穴が途中で狭まっているじゃないか」と書いていた。それで、なるほど不可能なのかと思ったのだが、ゲージの先端は、こんな形で、もし穴が途中で扁平な形になっているのなら、このゲージ自体入らないだろう。
それにメーカーがわざわざ途中で穴を扁平な形に狭める必要性が思いつかないし、コスト重視の軽自動車にそんな無駄な手間をかけるとも思われない。
結局、ゲージの穴自体がグネグネと曲りがあり(ただし扁平な方向への曲りだけ、90度回して入れると入らないのはそのため)、特にワゴンRは、ゲージを入れたすぐのところで急角度で曲がっているということではないのか。ゲージの先端の形状も、途中でつかえないようにするためではないだろうかと推察した。

それでは、やってみましょう。
このオイルチェンジャーのホースは、曲がらないわけではないが、割合、堅い。それで、先端をグネグネと曲げてみて、柔らかくなるようにしてみた、また若干、先端部分を事前に少し曲げておいた。

さて入れてみると、直ぐにコツンと当たりますが、回しながら入れると、おお、入る入る。
最初の1カ所をクリアすれば、後はほとんど抵抗なく入ります。
そして最後にはオイルパンの底にコツンと当たる音がします。これはゴルフよりわかりやすい。

ポンプをシコシコと・・・・。10分間ぐらいで3㍑抜けました。

入れるのはネットで買ったこれ。
2.6㍑ぐらい入るとかいてあるので、ゲージで確かめながら入れました。しかし、このゲージはわかりにくいなあ。オイル自体をはじいてしまって、どこまで入ったかわからない。オイル自体がしゃぶしゃぶなのもあるんだろうけど、抜き差ししているうちに、なおさらオイルがついて、どこまで入ったかさらにわからなくなる。まあ、規定量は入れたのでこれでいいでしょう。紙ヤスリで、ざら目にしておくといいのかもしれません。

みなさん、ワゴンR系のK6Aエンジンは、上抜き可能ですよ。


しかし、上抜きは手が汚れないというが、後始末や清掃で結局、手は油まみれになりますね。ワゴンRぐらいなら、下抜きの方が楽かもしれないなあとも思いました。 






2017年6月9日金曜日

曖昧な宗教的空間を漂う日本人について

「宗教というものを、心の底から信じきることができる人は、少し、生きることが楽になるかもしれない」と思ったことが、何回かある。

私自身は、墓参りもするし、法事も忘れずにおこなう。神社に行けば手も合わせる。
しかし、基本的には日本的な神的雰囲気のなかで漂いながら、それにあらがうほどの信念もなく、また反対に何かを熱心に信仰することもしない人間である。どちらかというと不信心な部類の人間であろう。


キリスト教徒から見ると、日本人の信仰は不思議というか、本当の意味での信仰心は持っていない人たちと見えるだろう。