2016年9月27日火曜日

ゴルフ4 GTI 私がマニュアル車に乗る理由 

左が通常(ゴルフのRは押し込んで1の更に左ですね)
 右がヒューランドパターン
私は、マニュアル車にずっと乗ってきた。

昔、日産のオースターのハッチバック(知ってます?)に乗っていた時は1速が左下にあるヒューランドパターンが使われていた。
1速は発進ぐらいしか使わないので左下におくという考え方らしい。案外、使いやすくてよかったが、剛性感が弱くクニャクニャした感じがあり、ゴルフ2にのって、コクリ、コクリと小気味よく入るシフトに感動したものだった。

なお、ゴルフ4でGTIなんて車になったのは、これしかMTの設定がなかったためである。


えっと、マニュアル車に乗る理由でしたね。
特に、「マニュアル車には味が・・」「車を運転する喜びが・・」とか「いわゆる人馬一体の・・」などという熱い哲学的かつ高尚な理由は全くありません。

ただ単に「ATに違和感がある」が理由です。ATの何か勝手に動く感じが感覚的に好きになれないのです。ですから厳密には「車をきちんと自分の意志でコントロールできる感じが好き」が理由なのかもしれません。

その程度のことではあるので、AT車は絶対乗らないという拘りはなく、昔から家(妻)の車は、国産車のAT車で、買い物などにはこちらを運転することも多いです。

ただ最近(昔からですが)、ATはブレーキとアクセルを踏み間違えや、DとRを入れ間違える暴走事故がよく問題になります。
若い時は「そんなこと、ありえるかよ」と鼻で笑っていましたが、この年になるとどちらの場合も「ああ、何となくわかるなあ」と思うようになってきました。

MT車でも起こりえる事ではありますが、そんな時には、1速でふけ上がってしまう前に、反射的にクラッチを切ってしまうように思います。エンジンはブローしても暴走して大事故にはつながらない可能性が高いです。

今の時点では、膝に支障がなければ、安全性の面からも老人にはMT車がおすすめです。
先日、中古車の販売店の人としゃべっていて、
「ああ、この軽自動車、MT車なんだ。めずらしいね」と言ったら
「いゃー、今でもMT車でないとダメという人がいるんですよ。年配の人ですけどね。ハハ」と言っていました。

本当の事を言うと、このドイツ車特有のドアやハンドル、運転感覚につきまとう独特の「重さ」は、年寄りには負担を感じるようになっています。西洋人は年取っても、頑健なのかなあ。それとも「運転をするということは、こういう事だ」という心情でもあるのでしょうか。

カローラあたりの大きさで、MT車にしようかなあという気持ちもあります。本国のようにポロの普通以下のグレードのMT車を販売してくれるといいのになあ。ファーレンはそんなことは、しないだろうなあ。日本ではMT車愛好者は絶滅危惧種ですね。そこまで嫌がれルようなものじゃないと思うけどなあ。













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