2015年9月18日金曜日

校長の公募制に思うこと 大阪の事例から

少し前の話だが、大阪の公募制によって校長になった人たちが、次から次へと不祥事をおこして辞職するということがあった。

これは橋下さんが知事時代に始めたことだが、最初からうまくいくのかなあと思っていた。

教育に外部の新鮮な視点を導入することによって、教育の活性化をはかるというのが目的だろうが、教育という分野も専門性が高い分野で、先生が一人前になるためには多くの経験や実践を積むことが求められる。それを、学校のことを全く知らない人が入ってきて、「こうしろ、ああしろ」と言っても、ピント外れの実情に即さない指示に終わってしまい、先生方がついていけないだろうと思う。
銀行の支店長に「外部の新鮮な視点が必要だ」と言って、学校の校長先生をつれてきたら、だれもが「そんなもん だめやろ」と思いますよね。同じ事だと思いますよ。