2016年2月14日日曜日

定演に向けて マーラー五番 ようやく練習に参加するの巻

今まで、どんな曲でも、個人練習をある程度やり、なんとか合わせられるようになってから、練習に参加するようにしていた。そうしないと他の人に失礼だと思っていたからである。
マーラー五番もそうしようと思って家で練習を始めたのだが、すぐに「この曲はだめだ」 とわかった。

なにがだめかというと、この曲は、そんなことを考えていると、たぶん永久に参加できないということである。



転調が多く、臨時記号も多いので、途中で、弾いている音が正しいのかどうかがさっぱりわからない。一人でやっているとリズムもとれないし、全体での関係がさっぱりわからない。また、とにかく長い。一つの楽章を練習していて、楽譜をめくってもめくっても、終わらない。またCDを何回聞いても解析できない、わからない。これだけわからないのは能力の衰えもあるのだと思う。

いっそ白旗をあげて、定演欠席しますと申し出ようかと何度か思ったが、今回はチェロも人数を必要とする曲のようで、人集めのご苦労をかけるよりはと思い、何とか頑張ってみようと思ったしだいである。


ということで、全然あわせられないのだが、練習に参加することにしました。
幸い、まだ分奏中心で、テンポも遅くしてやってくださるので、助かります。しばらく、後ろから変な音がする(ひよっとしたら3月いっぱいまでは音もしないかも知れない)と思いますが、何とか頑張りますので楽団の皆様、よろしくお願いします。

たまたま、大学生の息子が帰ってきたので、「今度の曲は、難曲で云々、今の楽団の力では大変、みなさん頑張ってはいるのだが・・」などとしゃべっていたら、息子は「意識高い系の人がいるんだね」と指摘。内部事情を見抜くことを言っていました。鋭い。 





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