「人生とは何か」「生きる意味は何か」という問いがある。
古今東西、いろいろな答え方がなされる。
宗教的な観点からの答、何やら悟ったような答、なかには禅問答のようにいくら読んでも意味のつかめない答えもあった。きっと書いている本人もわかってはいないのだろう。
結局、心底、納得させてくれる言葉はなかった。
今は、このような問い自体に、あまり意味はないと思うようになった。
「生きる」ということに対するとらえ方は、いくつもあるが、現象面から見るとその答は単純である。
酸素を吸い、二酸化炭素を出すこと。
その過程でエネルギーを生み出し、自分のクローンを作り出す。
それが「生きる」ということである。