2016年1月11日月曜日

パピヨンという犬③ ノーリードについて

いつも散歩する河原 今年は雪がありません
昭和30~40年代の飼い犬は、都市部であってもかなり自由なものであった。
基本的には、つながれていたが、時には放されてそこらへんを自由にほっつき歩くこともあった。
家の犬も、2㎞ぐらい離れたところに彼女がいて、毎日、足繁く通い、どうも子供をつくったようである。そのかわり、小学生たちが飼い犬に噛まれたということも、しばしば耳にした。
まだ学校の校庭に野犬がうろうろしているような時代だったのである。




おーい と呼ぶと
ネットを見ていると、結構年配の方に、ノーリードを主張する方がおられる。いろいろ理由を述べておられるが、根底に、犬がのびのびとしていたように見えた昔への郷愁もあるようにも感じる。

私は、基本的にノーリードは反対である。
理由は
①世の中には、犬を怖がる人がいること。そういう人にとって、自由に放されている犬は恐怖の対象でしかないこと。
②すぐに呼び戻せるし、この犬は絶対噛まないから大丈夫という人がいるが、どんなにしつけても、絶対はないこと。 
の2点である。 

以前、かなり大きな犬を人がいるのに、ノーリードで散歩させていた人を見かけた。自信があるのだと思うが、本当の意味で犬のことを(人のこともだが)わかっていない人だと思う。

全力疾走して
中型犬にもなれば、何かあれば人を引きずっても突進していく力がある。手にリードを二重巻きにして、散歩の時には気を抜かないようにして欲しい。また人とすれ違う時には、リードを短くして人との距離を取るようにして欲しい。たるんだリードの犬の横を通るのに恐怖感を感じる人もいるのであるから。


で・・・・・・・なのだが、実は、私は犬を放す時がある。
パピヨンは、大変活動的な犬だと以前書いた。運動量が必要なのだが、人間と散歩しているだけではどうしてももの足らない。力一杯、駆けさせてやると元気がでる犬なのである。というより犬そのものが、そういうもののように思う。




ただいま参上 よしよし
放すのは河原の広場である。周囲に人が全くいないのを確認して、わずかな時間だが自由にさせている。ただ人影が少しでも見えたら、即、収監である。
犬は、カラスを追ったりして、草むらを力一杯駆け回ってるが、主人はキョロキョロとやや挙動不審である。

これだけの広場でも人っ子一人いない場合のある地方の小都市だからできることかもしれません。























































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