先は短いが暇はある(孤月 氷風 山頂に立つ)
僕は、中古屋さんの室内に展示されています。
前は女の人が乗っていて、大事にしてもらいました。小さなお子さんを保育園に送り迎えたりして、忙しかったなあ。
でもお子さんも大きくなったのでお別れです。 どこにもほとんど傷やへこみもなく、ヘッドライトもキラキラです。 でも十年もたっているので、なかなか次のご主人が決まりません。
中古屋さんのお姉さんも「なかなか、売れないわねえ、きれいなのにねえ」と言って、時々、ワックスをかけたり、窓ガラスをふきふきしてくれます。