2014年4月20日日曜日

若者の車離れについて

若者の車離れだそうである。昔ほど車に関心を持つ若者がいなくなっているということらしい。自動車評論家は、原因として若者を取り巻く娯楽が多様化したことや交通網の発達に伴い、車を必要としなくなったこと等をあげていた。

何を言ってやがる という感じである。

今の車のどこに、若者の心を奪うような車があるというのか。あるのは実用本位の真四角の車ばっかりじゃないか。前から見ると人相?(車相?)の悪い車も多い。あんな格好の車に乗りたいとは思わないだろう。他にあるのは、ハイブリットのか細いタイヤをはかせた、乗っていて何のおもしろみもない車である。若い者がガソリンが節約できてうれしいと思って車を選ぶわけがないだろう。スポーティな車にGT-Rがあるが1000万を超える車を若者はもちろん、一般の人の誰が買えると思っているのか。

それに若者=スポーティな車を好む という考え自体が古いと思う。

トヨタが86を出した。何度か街角で見かけたが、たまたまかもしれないが、運転している人はいずれも髪が白くなったおじさん連中ばかりだった。あれは、昔の若者がよいと思った車をもう一度出したに過ぎない。今の若者が「いいなあ」と思う車は、ああいう車ではないのである。

若い人で車が好きな人は、外車に流れるのではないかと思うが、この外車というやつは、昔と比べると随分ましになっているが、未だに若い人が気軽に買える値段ではない。

結果、若者は割り切って国産車を買うのである。

今の若者が選べる魅力的な車をメーカーが生産していないことが、車に興味を示さなくなっている理由であろう。

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