2014年1月19日日曜日

歴史への視点① 天皇の人間宣言とアメリカの誤解

大戦中の日本兵は、勇敢に戦った、と言う表現は正しくはない。戦前の日本人は「真面目」に戦ったのである。変な表現であるが、この表現が最も的確なのではないかと思う。
日々の暮らしに真面目に勤しみ、言われたことを従順に守っていこうとする日本人の一面が、そのまま戦場でも発揮されたのである。

結果、戦局の最後には、純粋な若者たちが、「神風」の名のもと、自ら命を投げ出すに至る。

周辺の大人の意向は、様々であったにせよ、親や兄弟、妻や子ども、日本の将来のことを思い、散っていった青年たちの心情は「崇高」としか言いようがない。
激情や偏執的な感情にかられての行動ではない。
彼らは大学教育を受け、戦局についても冷静に分析していた者が多い。理性的に考え、決断し、命を捧げたのである。その心情に思いを馳せる時、傷ましさとけなげさに胸が詰まる思いがするが、そういう若者を歴史の中で私たち日本人は持ち得たということを忘れてはならぬと思っている。

2013年9月18日水曜日

人生の意義 生きる意味 生命と燃焼

「人生とは何か」「生きる意味は何か」という問いがある。
古今東西、いろいろな答え方がなされる。

宗教的な観点からの答、何やら悟ったような答、なかには禅問答のようにいくら読んでも意味のつかめない答えもあった。きっと書いている本人もわかってはいないのだろう。

結局、心底、納得させてくれる言葉はなかった。

今は、このような問い自体に、あまり意味はないと思うようになった。

「生きる」ということに対するとらえ方は、いくつもあるが、現象面から見るとその答は単純である。

酸素を吸い、二酸化炭素を出すこと。
その過程でエネルギーを生み出し、自分のクローンを作り出す。

それが「生きる」ということである。

2013年6月30日日曜日

チェロの音 ウォルフキラー

私の楽器は、1代目も2代目もウォルフ音がでる。

G線のFisで(厳密に言うとFとFisの間)で発生するが、楽器がよく鳴る時期は、D線でも出る。D線で発生すると演奏に支障が出る。
これを押さえるには、弦やテールピース、エンドピンを変えるという手段があるらしいが、あまり効果がない。手っ取り早いのは、例のウォルフキラーである。

今は、いろいろな形状のウォルフキラーがあるようだが、以前は、筒状のゴムを弦に装着し、それを真鍮でできたもので固定するものが一般的だった。

ウォルフキラーの欠点は、装着することによって楽器全体の鳴りもおさえられてしまうことにある。原理的には、F音あたりだけを押さえられるはずだという主張もあるのだが、これは実際弾いてみるとすぐにわかる。特にA線の艶やかさが失われる。

2013年6月26日水曜日

呼と吸  日本と欧米の違い


呼吸をするということは、生きるという意味と同じである。


欧米人は、人間は、神が泥をこね、最後に魂を吹き込んでつくったと考える。そのため人間は、生まれた瞬間に息を吸って、生命活動を始めることとなる。死ぬ時には、「最後の息を神に返した」という表現があるように、息を吐いて終わることになる。

欧米人にとっては、生まれた瞬間に、まず息を吸い、そして吐いて、吸って、吐いて、吸って・・・最後に息を吐いて、死んでいくのである。呼吸という言葉があるが、彼らにとっては正確に言うと「吸呼」が、1つのセットということになる。

2013年6月25日火曜日

アマオケ休団の記

あまりに体調がすぐれないので、一応、昨年の10月から今年の3月まで休団することにしたが、もうすぐ7月になってしまう。半年間と思ったのだが、9ヶ月たってしまった。昨年9月にその旨、メールを打ったら、休団処置というのは現在ないので、いきなり退団になってしまった。特に届を出す必要もなく、メール連絡でいいということ。このまま行かなければ、だれにも知られないまま消えていくこととなる。

何かを期待したわけでもないが、一応20年以上やってきたこととの終わりとしては、あっけないものである。

2013年6月20日木曜日

弦楽器と気候  ヨーロッパは乾燥している?


一般的に、ヨーロッパの気候は、乾燥しており、楽器も鳴りやすいが、日本へ持って帰ると湿気が多いので鳴らなくなると言われる。昔習った地理でも、地中海性気候とか西岸海洋性気候との違いはあるが、どちらも年間降水量は1000mmに満たず、確かにヨーロッパは雨が少なかった記憶がある。

一方、私の住む北陸は、楽器の環境としては最悪なんだろうなと漠然と思っていた。
「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるように、一年中湿度が大変高いのである。

ところが最近、「イタリアのクレモナは霧が出ることが多く湿度は高い」という一文を見つけた。そういえば、「モーツアルト」という映画があった(テレビ放送での日本語吹き替えが絶妙だった)が、その中のウィーンは雪が降っており、大変寒そうであった。雪が降るとすれば湿度は高いはずである。


結局、本当のところはどうなのであろう。
調べようとしたのだが、案外、都市ごとの月別の平均気温、降水量、湿度が記載されている資料がない。以下、あちこちからひっぱってきたものを載せておきます。


2013年6月19日水曜日

第二次世界大戦 太平洋戦線におけるアメリカの戦死者数

第二次世界大戦において日本は、圧倒的なアメリカの戦力の前に敗れ去ったという解釈が一般的である。結果的にその通りだったと思う。
あの戦争を検証しても、局地的には勝てる場面は考えられても、大局的にはどうやっても勝てない。犠牲者数も圧倒的に差がある。

しかし、言われているように「アメリカにとって、太平洋戦線は(ヨーロッパ戦線に比べ)、楽な戦い」だったのだろうかという疑問が生じ、アメリカの太平洋戦線での死傷者数を調べようとしたのだが、これがよくわからない。
幸いなことにネットを見ていたら同じ疑問をもった方がおられ、様々な検証の上、(1) のような数字をあげておられた。