2023年12月7日木曜日

またタイヤ交換の季節がやってきた件

雪国にお住いの「タイヤ交換は自分でする」派の方(今となっては少数派、絶滅危惧種かも😊)、タイヤ交換の季節がやってきました。昔は寒波が来るとなると、あちこちからタイヤを交換する音(レンチなどの工具が地面にあたって出るカランコロンみたいな音)がするのが風物詩でした。なかにはホイールレンチの上に乗り全体重をかけ、車体がゆさゆさ揺れるほど締め付けているご老人も珍しくはありませんでした😲。

大半の方は「スタンドや整備工場にまかせればいいのに」と思われるでしょうが、ずっと自分で交換していると人に任せるのが不安なんですね。

自分でやると、外したボルト(ゴルフ君はボルトです)を少し綺麗にして、かじらないように注意してはめたり、外したタイヤを見て減り具合を確認し、減り具合に応じてタイヤをローテーションしたり、最後に空気圧まで調整するなど結構細かいところまで見ることができます。
業者さんからすると、そんなことは俺らも見てるぞと言われると思いますが、一度12月に車を修理に出すついでに冬用タイヤに交換してくれと業者さんに任せた時があります。ところが3月になって夏用タイヤに自分で交換しようとしたらボルトが外れません。何をやっても外れないので困った体験があります。一体どれほどのトルクで締めたのでしょう。そういう経験があるので、人に任せると一抹の不安があるんですね。

また季節になると業者さんは休む間もなくタイヤを交換します。車は車種によってタイヤの締め付けトルクは当然微妙に違いますが、多分一つ一つの車に対応して締めてはいないと思います。軽自動車で統一、普通自動車で統一、スポーツタイプや外車はまた別という感じではないですか。そして全体にやや強めのトルクで締めているのではないかと思います。ワゴンRは標準85N.Mですが、これで締めるとやや甘い感じがしますし、多くの車を扱う業者さんは、少し強めのトルクで締めるのが正解だとは思います。

メーカーの普通車の公表値は、
トヨタ:統一して103N.M
レクサス:103か140、 
日産やホンダ:だいたい108、
マツダやスバル:車種・年式によってかわる
スズキは注意が必要でイグニスで85 スイフト、ソリオで100と普通車であってもトルクは軽めです。これを他のメーカーと同じトルクで締めるのはまずいように思います。

フェラーリはどうかと見てみたら、案外テスタロッサで101とかですが、ラ・フェラーリでは705N.M😲というのがありました。これでは自分では交換できない・・じゃなくて交換する人はいないでしょうけどね。

というわけで、まだ雪が降るような寒波はこないようなので、もう少し様子見です。タイヤは外れると死亡事故にもつながる重要な作業です。

慎重に作業をすすめたいと思っています。


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