来年春の定演は、マーラーの五番である。
ぱらぱらと楽譜をめくってみたが、♯や♭の数が多く、また調が次から次へと変わっていく。
まあ難曲だなあ。
こういう難曲は、きちんとできると達成感と技術面の向上がはかれるが、技量面でついていけないと、誤魔化し弾きや、かすんで終わってしまうので、注意が必要である。
まあ、アマなので何に取り組むのも自由なのだが、今のうちの楽団の雰囲気を見ていると 、仕上がりが悪く、最後に指揮者が切れたり(あの指揮者だったら大丈夫という感じはするが)、執行部から全体へのなぜか上から目線の小言(失礼、真面目な気持ちからの温かい助言でしたね) が増えるだけという気もしますが。
しばらくは、何やら山を見上げてたたずむ風情であったが、第4楽章Adagiettoだけ出ますというわけにもいかんので、とにかく譜面の製本をはじめることとした。
いろいろな方法があるようですが、
まず糊と短冊状に切った紙(今はテープを使うのが一般的のようですが、学生の時からの習慣なので)を用意して・・・・・と。
1,まず、楽譜を裏返しに置く。この時、二枚の楽譜の間を若干、開けておくのがコツ |
2,事前に、短冊をつくっておいて、これに糊をつけて |
3、貼って二つの楽譜をつなげます |
4,二ページ分ずつ、貼っていきます。順番や上下を間違うと悲惨なことになります。 |
5,乾いたら、内側におり、この二つをのり付けします。全面でなく、四つの辺に十分糊をつけましょう。 |
6,次々に重ねていくと、こんな感じ。重ねる際に、ぞれていかないように。 |
7,糊がはみでている場合があるので、完全に乾く前に一枚ずつめくっておきましょう。 |
分厚い楽譜のできあがりです。最後の写真のべこべこした感じは、完全に乾くとなくなります。綴じてある辺に、さらに製本テープをはる人もいますが、私はこのままです。楽譜は、結構使っている内に、糊が剥がれてくる場合がありますが、その場合、製本テープで綴じてあるとかえって具合が悪いからです。
でもページ数が43とは何事ぞ。
譜めくりの回数を思っただけで、げっそりしますよね。
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