ゴルフ４とブガッティ ヴェイロンのキーは同じ件

ブガッティ ヴェイロン

言わずと知れた、8.0L W16 クワッドターボから1001馬力を絞り出し、最高速400㎞オーバーというスーパーカーである。

 欧州人は、こんなの作るの好きなんですね。

「カーブは曲がれるのか」
「運転しておもろいのか」
「前から見ると (　ホ　) と言ってるみたいで間が抜けてるぞ」
などという周りのやっかみに対しても、

 「それが、どーした　ああん」

 と歯牙にもかけないという感じの、圧倒的な高速性能です。


ところで、右がヴェイロンのキーである。

上の鍵は、最高速を開放する時に必要なものらしい。
そんな仰々しくしなくてもとは思いますが、問題はその下のキーです。
普通のスマートキーですが、「なんか似てる」と思いませんか。


二つ並べてみました。

 多分、「同じ」ですね。

1999年フランクフルトモーターショーにてジョルジェット・ジウジアーロのイタルデザインによるコンセプトカーEB18/3シロンを発表。
1999年の東京モーターショーでヴェイロンの名を持つコンセプトモデルが登場。

とあるので、ブガッティがフォルクスワーゲン配下として再出発し、車の開発を始めた時期と、ゴルフⅣの販売時期は重なっているんですね。そのまま使ったという感じがします。

結論　ゴルフⅣとブガッティ ヴェイロンのキーは同じである。

「だからどうした」という話ですが、ヴェイロンも、部品の多くは、市販車のものを流用してるのだと思います。
ただキーは目立つものなので、オリジナル性を出したらいいのにという、軽い感慨がありましたので書いてみました。

余談ですが、ヴェイロンなんて車はどういう人が乗るんでしょうね。フェラーリとかは、何となく乗る人がわかるんですが。

個人的な感想ですが、同じブガッティなら、ヴェイロンより、戦前の「タイプ３５」に一度乗ってみたいなあ。
美しい個体なら、たぶんヴェイロンより高いかもしれません。
しかし、こっちの方が、かっこいいし、面白そう・・と個人的には思います。