ゴルフⅣ オイルは、ゲージ網目のさらに上までいれるのが正解の件

今は数少くなった「ゴルフ4」の記事です。

「オイルの量は、オイルレベルゲージの網目の部分におさまるように入れる」は、常識である。

とばっかり、思っていたのですが、ゴルフⅣの取扱説明書を読むと、そこらへんが微妙なんですね。

今ごろ気づいたのかというお話ですが、ご笑覧ください。

そろそろ、また自分でオイル交換しようかと思い、何気に、今までろくすっぽ、読んでなかった取扱説明書を見ていました。

と、説明書にはレベルゲージの先端部分が (A)(B)(C)と分けて描かれている。
図は以前に見ているのですが、今回は「妙に細かい」ことがひっかかりました。

「Ｂの網目部分におさまるように入れろでいいんじゃ」と思い、さらに読むと次のような記述があります。

下の「注意」まで読むと、VW社は、次のように言いたいように思えるんですが。

Ａの位置が一番だ。望ましいレベルだ。

Bでもいいけど、技術的にはお勧めしないな。Ａまで補充して欲しい。

Ｃはだめだ、すぐに手持ちのオイルを入れなさい。とにかく「少なくとも」Bまでは必要だ。




えー、そうなんですか？？？。

Bの真ん中が、ちょうど良いと思ってたんですが・・。

Bのオイル量では、連続高速走行とやらは、してはいけないんですね。山岳トライブも(山岳ドライブって何？)。

たぶん、この「高速運転」は、日本ではありえない速度を想定してのことだとは思いますが・・。

しかし、ファーレン(今はJVWですが)でオイル交換すると、いつも、Aの真ん中辺まで入れてきました。

「入れすぎだろ、エンジンの回りが重いんだよ。何してんだよ、網目を超えたらだめでしょ。まあ日本じゃ、オイルなんて見ない人か多いから、多めに入れて、次の車検まで持つようにしてるのかな」などと思っていたんですよ。17年間も。 

ごめんよおファーレン、君は正しい仕事をしていたんだね。

しかし、ゴルフのオイルレベルゲージのＡの間って、とても狭いんですけど。
常にそこを狙って調整するのも、きついなあ。

まあ、取扱説明書は、きちんと読むべきなんだと思いましたが・・。

実は、次のような記述もあります。

「1,000kmで、1ℓ 減る」と明記してあります・・。

「通常」1,000kmで1ℓ ？





以前も書きましたが、うちのゴルフ君のオイル交換は、新車のころは別として、ずっと２年ごと、約2万kmで交換です。

新車のころは、オイルはほとんど減らず、つぎ足す必要は全く感じなかった。また、先に書いたように、ファーレンでは、5W-40の純正オイルを、ゲージのＡまで入れてくるので、網目の中ほどまで減ってきたかなあという時期に、次の車検を迎えることとなる。
最近は、少し減りが早くなっては来たので、つぎ足し用に１ℓ缶１本買ってはあるが、なかなか使い切れない。
現在もそんなに変わりません。

取扱説明書の通りだとすると、２万キロも走ると、２０ℓ無くなってしまう。

この消費量は、昔の(今もかな)ロータリーエンジン並みですね。トヨタの某エンジンも、それぐらいは減るといううわさもありますが・・。


うーーん、ドイツでは爆走するんで、減るんですかね？。
そして、それがドイツの「通常」なんですかね？。

それとも10,000kmの誤植？。

そもそも、この取説は正確に原文を訳しているのか？。
等々

1７年たっても、新たな発見がある、ある意味、深ーーい車です。

まあ、取説は最初に読めよ、という話ですけどね。