2014年9月16日火曜日

チェロという楽器 松脂のお話

これも定番の松脂についてのお話である。
今まで、使っていた松脂を並べてみた。


松脂という物を、最後まで使い切ったことがないということがわかる。他の方はどうなんだろう。
毎年、新しい銘柄が出るので使ってみたくなるということまあるのだが、2年近く使っていると、何というのかなあ、「潤い」というのが感じられなくなるのも、新しい松脂を買う原因となっている。何かの成分が抜けてしまうのでしょうか。

結局、結構長期間、Bernardelを可も不可もない感じで使っていた。(写真にも二つ写っていますね。行儀の悪い使い方をして真ん中に筋状のヘコミができてしまったので、新しい物を買った次第)、

少し緊張して弦への圧力が弱まると、キシキシとした音がするのが気になっていたので、最近はMelosのDarkを使うように・・。

 

 

で、ネットを見ていたら、また新しいのが欲しくなり、注文・・。

使った感想は・・。
ネットでは好評のようですが、正直、まあこんなものかなあという感じ。Melos Darkとの明確な違いは感じられないなあ。

※ネットで他の方が購入した同じ製品の映像を見ると、この製品はもっと色が濃く、真っ黒に近いのだが、撮り方の違いなんだろうか?
 


最近、弦や松脂などを買うことがまた増えてきた。

ここ4、5年、新しい物を買うことがなくなり、「もう、弦やテールピース、エンドピン、松脂を換えて喜んでいた時季は終わったなあ。それよりも、もっとよい弾き方を身につけ、一つ一つのフレーズを美しく弾けるようになりたい。」などど言っていた。

まあ、これはそれなりに正しいことではあるが、反面、年を取ったのかなあという寂しい思いもあった。最近の購入意欲を見ると、まだ変に枯れてしまったわけでもなさそうだとわかり、実は少しうれしい感じである。



0 件のコメント:

コメントを投稿