全国のアマチェリストの皆様、どうお過ごしでしょうか。
演奏会も元に戻り、ご活躍されてることと思います。
私は交響楽団は卒業中😊なので、チェロアンサンブルだけが出番なのですが、どうも声がかかりません。早期の再開を待っているところです。で、いつお声がかかっても馳せ参ずることができるよう楽器を出して少しずつ体を慣らしております。
楽器のほうはすこぶる調子よくこの楽器にしてはよく響いてくれます。裏板の開きを本格的に治したことが良かったようです。
ところが先日弾いてみると、どうもよくありません。音が上ずっているというか、すかすかするというか😓
なんだと思い楽器を点検してみると、サドルが剥がれているのがおわかりでしょうか。
こんなところも音に影響するんですね。東京に住んでいれば楽器店に行ってすぐに解決ですが、地方都市とだと簡単ではありません。
私の住んでいる市では修理できないので、高速道路で隣県まで行く必要があります。往復の交通費と修理代を考えると馬鹿にできません。それに億劫だなあ。
こんなもの引っ付けて終わりだろうと思いますが、弦を緩めテールピースをはずして、サドルを引っ付けて一晩おいている間に、魂柱が倒れたりするとそれこそ目も当てられません(私の先生はご自分で魂柱を立てておられましたが)。
ということでしばらく悶々としていましたが、意を決して自分でやってみることとしました。
まず必要なのは「膠」というやつです(瞬間接着剤で引っ付けてはいけませぬ)。これは検索したらすぐにありました
何がいいのかわからないので適当にこれを注文。送料込みで600円程度です。コップにこれを大さじ一杯に水を大さじ二杯加え、一晩冷蔵庫に置いたのち、80度の湯沸かしジャーのお湯で湯煎するとすぐに溶けました。これでいいのか🥺?サドル自体は水を含ませたギターのピックで少しこじっただけでポロリと取れました。
サドルと楽器の面に膠を塗って、大きめの洗濯ばさみ二つで端っこをはさみ、上から百科事典を一冊おいて一晩おきました。
出来栄えは、たぶんバッチリです🤭。この部分はテールピースから結構力がかかる部分だと思いますが、膠の接着力って強いんですね。
出来としては90点かなあ。音も元に戻り、きちんと接着されているんですが、やはり業者さんのような木製クランプがあるといいなあと思った次第です。でも交通費込みで万札が飛ぶところが600円で済んだので満足しています。また東京へ行くことがあったら、点検ついでに見てもらえばいいでしょう😊。
0 件のコメント:
コメントを投稿