2021年4月6日火曜日

ゴルフⅦのキーから、ドイツの治安を感じること

 

いつのゴルフからかはわかりませんが(ゴルフⅤからのようです)、ゴルフⅦのキーには三つのボタンがついています。ドアロック解除と施錠の二つと、トランク(ゴルフの場合はリアゲートですが)だけロックを解除するボタン(写真矢印)です。

皆様はとっくに理由を知っておられたことと思いますので、今更感のある内容ですが、感想を書いておきます。

 

最初、私はなぜこんなものがあるのか、全くわかりませんでした。

後を開けるならロック解除ボタンでいいんじゃないの?

なぜトランクだけ解除するボタンが必要なの?

 

これはヨーロッパでは、スーパーなどでの買い物は大量に買い込むことも多く、そのため荷物は、トランクを開けて積み込みを行うのだが、その時ドアのロックが解除されていると、運転席等に置いてあるものなどを持ち逃げされるんですね。そのため、ドアは解除せずトランクだけ解除するボタンが必要とされるそうです。

理由を聞いて、なるほどと思いましたが、まず日本では考えられない。

というか私の住むところだと、コンビニでエンジンかけっぱなしで駐車したまま(これもドイツでは別の観点から考えられないことでしょうが)買い物してる人、いますもんね。さすがに、あれ大丈夫かとは思いますが。

もっと田舎に行くと、軽トラのキーはずっと差しっぱなしのところが今でもあります。そのため、たまに孫の中学生が、爺さんの軽トラ運転してつかまったりしています😲。

まあ、ありえないほどのんびりとした感じですね。


ゴルフⅣで、すでに盗難防止のラグボルトはついていたので、治安の悪さは何となく感じはしましたが、全然実感がわかず、今もフーンという感じしかありません。

しかし、ドイツでは、身近で差し迫った問題なんでしょうね。


たぶんこのボタンは、日本で使う機会は、まず無さそうです。(日本車には無かろうと思ったら、結構ついているんですね。輸出の関係なんですかね。)

こういうことに対して、実感がわかず、共感的な理解も及びにくい社会は、維持していきたいもんですが、少しずつ崩れてきている兆候はあるなあ・・。


0 件のコメント:

コメントを投稿