2018年7月1日日曜日

ゴルフ君の主人 新型ポロにブツブヅ言うこと

「どんな車にも、それをこよなく愛している人がいる。他の人の車ライフに口出しをしてはならない」が私の信条です。ただここには、DCT(DSG)等を使用する現行VW車への批判的な見方が書いてあります。文系中高年の戯言として、ご容赦を。

私の年代になると、もう次に買う車が最後となる可能性が出てきます。

であるなら、現行ゴルフは大きくなっているので、次はポロに乗れたら、うれしいなあと漠然と思っていました。
ちょっと小さめの車の方が運転しやすいです。

ところが、新型ポロのサイズを見て、軽い衝撃を感じました。


全長 全幅 全高が4060×1750×1450となっています。

ポロというと小さめの車というイメージですが、十分でかいじゃないですか。

私が今乗っているゴルフⅣが4155×1735×1455ですから、ほぼ同じぐらいにサイズアップしてきました。幅はポロの方が広い。

その下となるとUPですが、乗り味は全然違うことはわかっていても、それなら軽自動車でいいんじゃないという気もします。



おまけに、日本で売るのにはDSGを搭載してきます。
MT車を売る気は無いでしょう。あったとしてもGTIグレードで販売するぐらいでしょうね。

「欧州はDSG化をすすめている、これからはDSGの時代だ。一方、日本のCVTはガラパゴスだ」などという論評が、詳細な技術論とともに書き込まれていますが、DSGに関しては、VW社は判断を誤ったと思いますよ。

日本での車の使い方に、DSG(ついでに書くとダウンサイジングターボもですが)は、合っていないように思います。中国や東南アジアの渋滞の様子を見ると、海外でもどうなんだという感じです。というかヨーロッパでは、大衆車なら今でも9割以上がMT車です。ヨーロッパであってもDSGは、決して一般的とはいえない代物です。

ヨーロッパのMT車中心の傾向は変わらないと思います。
それなら、スポーツグレードの車にDSGのパドルシフト車を用意し、それをMT仕様と併売し、他の高級車と輸出用、及びヨーロッパの一部の需要に対しては、ロックアップ5速(もしくは多段式)AT等を用意すれば良かったんですよ。

 DSGの良さは、どちらかというと中高速時のスポーツ走行時に出るように思います。MT車を上回るギヤチェンジスピードと気持ちよさがあるようです。

しかし、これを大衆車から高級車、スポーツタイプまで使用していくことには、無理があったと思います。

必要以上に「機械」に凝り、大局を見失うのは、戦前からのドイツ人の特性です。

と偉そうに書いても、VW社は、販売台数世界一の巨大企業ですからね。私が「間違いですね」といっても、書いている自分が恥ずかしいレベルの話ではあります。たぶん、VW社は、このままコネコネしながら、EV車へ移行していくつもりでしょうが、そんなに早くEV車の時代は来るかな?

ようするに今回は、DSGやダウンサイジングターボは好きくないのだが、サイズが小ぶりだからということで、何とか納得しようとしていたが、それもなくなってしまったことに、おじさん唖然とする という図ですね。
 
本国では、TSIでない素の1Lエンジンに5速マニュアルのついた簡素なポロがありますが、日本VWは、絶対に販売しませんよね。

もう本当に次に乗る車がなくなってしまった。中古車探しでも始めますかね。時間はあるしね。お金もありませんからね。

ゴルフ君「ご主人、僕がいるじゃありませんか。一生お付き合いしますよ」



















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