2015年12月22日火曜日

年末第九 終了

第九 終了である。

○○市の公共施設、20周年記念ということで、合唱団も○○市の人が多く、観客の人たちも○○市の人が多かったようである。

こういう行事を新たに立ち上げ実行するには、関係者の並々ならぬご苦労があったと思うし、私たちの演奏がその期待に応えられ、また○○市の人たちに、感動を感じていただけていたら、幸いである。

感想と反省を少し述べておこう。

①練習では結構弾けるという感触があったのだが、本番ではなにやらダメダメだった。特に緊張していたわけではないのだが、テンポについていけない感じがあった。演奏時間が65分ということなので 特別早いというわけではないのだが、それでも四楽章は今までになく落っこちてしまった感じである。



②前日ぐらいから、右肘に痛みを感じていた。曲げ伸ばしの際に痛みが走るので、演奏にやや苦痛がともなった。

③四楽章 レスタティーボで、ボーイングを間違ってしまった。ボーイングも 前回とはやや変わっていたのだが、途中、指揮者を一瞬見て、楽譜に目を戻した瞬間に分からなくなったのである。不覚である。

④音合わせに苦労したこと
舞台は、やはりこれだけの人数がのるには狭いようである。また、控え室、廊下、舞台の袖、舞台とそれぞれ温度が違うため、音合わせに四苦八苦した。控え室はとても暖かく、そこを出て、舞台の袖で音を合わせたのだか、まだ楽器が暖かいので、結局、舞台の上では、また音程が変わっている。金管も、音が合っていなかったのではないかと思われる。

⑤演奏していて、自分自身に感動がなかったこと
これで、第九は四回目である。確かにアマオケ歴は短くはないのだが、地方の小都市に住んでいて4回も弾いているというのは、やはり日本人は第九が好きなんだろうと思う。(そのかわり、かの有名なベートーベン第五は、通しでは一度もやっていない。なんということ)
ただ、今回は、感動がなかったなあ。第九は好きなので、楽しみにしていたのだが・・。個人的には、二回目のHさんの演奏が印象に残っている。アンコールに「きよしこの夜」をいれて、いかにも年の瀬という感じが演出されてたこともあるが、「第九は人類の世界遺産だよ」というHさんの言葉に素直に頷けるものが、あの時の演奏にはあった。その巨大な建造物を見るような感動が、今回はなかった。感受性が鈍ったためか、四回目だからか・・・・。

というわけで、とにもかくにも、次はマーラー五番である。これは難物である。なんとも今だに譜面の解析にすら手がつかない。
なにやら今だ山を見て佇む風情である。
交響楽団やめようかなあなど書き込みもしているが、今は何とかできるまではやってみようと思っている。




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