きっかけは、定演が終わり、何気なしにチェロをひいた時のことだった。
「チェロってこんなにおもしろくない音だったっけ」
交響楽団に所属し、それなりに上手になった部分もあると思うが、同じ分だけごまかしてひくことも覚えていった。
演奏会が終わると、大きな感動もあったが、何か満足できない部分というか寂情感というものが残った。
楽団で弾きながらも、何かもう一度きちんと習って、「深い音」を出したいという思いも強くなってもいた。
ただ私の住む地方小都市では、チェロを個人的に教えてくれる先生を探すことからして困難なのだが、何と家から歩いて5分のところで、教えておられる先生がいるということがわかった。
来週に一度見学させてもらうこととした。個人レッスンと楽団の両立は、困難なので、楽団はしばらく休団である。
しかし、50代後半から個人的に習うというのは何か無謀なことを始めようとしている感じがするのだが・・・。はたしてどうなるのでしょうか?
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