2011年10月16日日曜日

楽器に触れなくなっていること

2011.8.24
   例年のことだが、夏は楽器に触ることがほとんどなかった。たまに弾くと相変わらず良い音が出る。ただ好みの音かとなるとやや微妙である。去年、修理に出す前の方が音色としては好きだったという感じはする。音量は増し、音も少し派手な感じにはなったのだが。言わば、三カ月ほど我が子を都会に出したら、上品でおとなしめだった子が、少し派手な化粧をして、プチ整形もしたんじゃないかあといった感じで帰ってきたという感じだろうか。

 ただ楽器にというだけでなく、何事に対しても興味や関心がなくなっていることを感じる。元気という要素が体から少しずつ抜けていく。ただ交響楽団をやめるかと考えると、まだ寂しい感じがするので、続けていきたいとは思っている。老いてもますます盛んという人もいるが、だんだんと枯れていく感じが強い。

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