2010年10月10日日曜日

練習に行ってみると

 以前にも書いたが、私が所属している楽団は、木曜日と土曜日が練習日である。と言っても、週に二回練習があるわけではなく、第一週が木曜日なら第二週は土曜日という形である。以前は、ずっと木曜日が練習日であった。これは結成当時はお医者さんが多かったという理由らしい。今では、その他の職業の人も多いので、いつしか土曜日にも練習日が設定されるようなったということらしい。今の私の状況では、なかなか木曜日に行くことは難しいということで、土曜日、練習に行きました。
 すると、チェロはYさんとHさんの二人だけ。トップのYさんは、分奏の時は団内指揮をつとめるので、実質Hさんが一人でぽつんと弾いてしました。今日は、第九の2と4楽章ということなので、練習の十分でない(というか、ほとんどさらえていない)私には、ちょっとまずい状況である。一度は、Hさんの後に座ったが、だれかこないかなあと時々後ろを振り向くものの、結局だれもこないので、意を決して、横に座って弾くこととしました。でも4楽章冒頭をチェロ二人で弾くのは、緊張しますね。
 ところで、この曲は何年か前にやってはいるのだが、いざ弾こうとすると、「どう弾くんだったっけ」と考え込んでしまう箇所が何カ所もあった。ど忘れしているという感じでなく、完全に消去され、できなくなっているという感じである。
 学生の時にやった曲は体が覚えているのだが、中年を過ぎてやった曲は、覚えていない。特に、難しくて何回も練習してなんとかできるようになった部分が、全く体に残っていないのは、年齢のせいだということはわかっていても、悲しいものである。
   またかなり目が老眼が進んでおり、一定の距離でしか焦点があわない。その距離より近くても遠くてもだめである。二人で並んで弾く場合、この距離だと♯や♭などの小さい記号や小節番号は、まず見えない。
 ということで、またへろへろとした演奏をして帰ってまいりました。でも楽譜が見えないのは困ったね。

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