お正月には、本棚にあった「翔ぶが如く」司馬遼太郎を読んでいた。私の世代は「西郷どん」と聞くだけである種、独特のイメージがわく。しかし、今の若い人は「西郷隆盛」と聞くとどんなイメージを、というよりイメージ自体あるのだろうか。
小学生の算数の授業で、9が正解で9.0と書いたら減点され、それに対して、一緒だろとか9.0の方が正確だろうとか、これは子どもにとって拷問に近いとか、何やら、かまびすしいことである。
まず、理解しないといけないのは、この問題は
「小数点を初めて習う小学生に、小数点の概念をどう教えるか」
ということだということである。